乃木坂駅

palegreen2009-03-30

おばちゃん4人組に美術館までの行き方を聞かれたりした。私もそこへ向かいます、なんて返事をしつつ向かうは「国立新美術館ルーブル美術館の展示会。テーマは子供。


粘土細工の人形や、石像、絵などで親とともに表現されているものが多かったかな。エジプトでは神様にも子供時代があるという考え方があり、親の神様が子供の神様に乳をあげる、なんて像があったりしてなかなか面白い。


ギリシャ神話にも、たとえばゼウスの頭からアテネが生まれる瞬間の絵や、ゼウスが浮気して作った子供(ヘラクレス)を殺そうと本妻のヘラが放った蛇を、逆に殺してしまうシーンの絵とか、「そこを絵にするか!」とか思うものがあって面白い。


キリスト教の子供とくれば、予想通り聖母子。聖母マリアと神の子キリストの組合せ。時代的には1700〜1800くらいの絵画がいろいろとおいてあったけれど、カトリックっぽくない宗教画で、聖人の頭に金のワッカみたいのがないものがあった。時代背景や宗派なんかを考えながら絵を見るのって楽しい。


ちなみに音声ガイドには藤村俊二さんが執事として登場。
なんかいいね。執事って。


帰りはミッドタウンから。オフィスビルに迷い込んだりしつつ帰路につく。あまり行かないから間違えてしまった。。。サントリー美術館、行けばよかったかな。