漫画 1~9巻まで一気読み。
ちなみに「ひょうげもの」と読む。
茶器などに魅せられた、戦国時代も終わりのころを生きた主人公、古田織部の物語。茶器以外にも屋敷やよろいなどにも趣味まるだしなかんじの主人公に、そうだよなーって、凝るよなーって、共感した。
私はこの漫画を読むまで、不勉強のため、古田織部のことを知らなかった。日本史の勉強、もっとしっかりやっておくべきだったかな。
作中、古田織部がとある仏像を笑うシーンがあるのだけれど、なんだか感心してしまった。必死さは、それを見る者に滑稽さを感じさせる、というのはよくあることだけれど、仏像などにそれを感じたことはなかったなぁって。うーん。勉強になる。