不思議な少年 44号

マーク・トウェイン著。マーク・トウェインは有名な人だから代表作なんて皆知っているとは思うけど、一応書いておくと「トム・ソーヤの冒険」がある。
私は「トム・ソーヤの冒険」を読んだことがない。そのうち読むけど。


不思議な少年」をはじめて読んだのは私が高校生くらいのとき。岩波文庫のものを読んだ。
サタンと名乗る神々しさを漂わせる少年が、いろいろと不思議なことをしながら、人間がいかに愚かしい生き物かを語る、ような内容だった気がする。


割と楽しんだ記憶があるが、後にこれはトウェインが書いた複数の作品を、編集者などが勝手に改竄して、内容を切貼りして出版したものだという話を知る。


ががーん。ばかな。


本当の「不思議な少年」にはタイトルに「44号」が付くらしい。「不思議な少年 44号」。
違いは当然タイトルだけではない。内容も割りと違う。はず。


うろ覚えな「不思議な少年」を読み返すことにした。内容の比較がしたいなぁ。